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ストレージオーケストレーター Rook : 第7話 宿命のObject Bucket(Aパート)
Ceph RADOS Gateway (RGW)は、Cephをオブジェクトストレージとして利用するためのインターフェースであり、S3互換APIを提供します。
Rook-Ceph環境にRGWをデプロイすることで、Kubernetes内でオブジェクトストレージサービスを動かす基盤を構築できます。
また、Rook 1.1からはObject Bucket (OB) / Object Bucket Claim (OBC) というリソースが利用可能になり、PV/PVCのようにアプリケーションのリクエストに応じて動的にオブジェクトストレージのバケットを提供する機能が追加されました。
この機能を使って、環境変数としてアプリケーションに必要なバケット情報を渡すことができるため、アプリケーション側は環境変数を読み取るだけでオブジェクトストレージを利用できるようになります。